2023年7月 東京リトリーブ応用実践コース11期卒業生の声

2023年7月卒業の東京リトリーブサイコセラピー応用実践コース卒業生の感想を一部掲載しています。

怒りは悪ではなく、自分を守るための大切な感情

匿名希望 様

おかげさまで、応用コースではさらにたくさんの気づきがありました。その中でも、私のテーマは「怒り」だったかなと思っています。

リトリーブに来るまで自分ではずっと自覚がなかったのですが、実は両親に対する怒りや恨みが心の中で渦巻いていて、それを抑圧して投影や置き換えと言う形で夫や周りの人たちへ無意識に出してしまっていました。

怒りは一番感じたくない感情のひとつです。怒りを感じることは悪いこと、自分が悪いんだという気持ちがどうしてもあるので、それを抑圧するし、そうすると苦しくなって結局はどこかで爆発させてしまう。もちろん自己否定にもつながってしまっていました。

コースでセッションをたくさん受けて、その度に思いきり怒り出しをさせていただいて、ここですべてを出し切ろうと決意して臨んだ最後のセッションが終わった数日後、不思議なことに自分の中の両親に対する怒りや悲しみなどの感情が消えていることに気づきました。

そうしたら、周りの人に対する怒り、イライラもほぼ消えていたのです。これには私もビックリしました。両親への気持ちに区切りがつけられたこと、気が済んだこと。これは、私にとってとても大きなことでした。

また、怒りを冷静に落ち着いて相手に伝えるということも、本来ならそのお手本となるはずの両親が爆発させている姿しか見ていない私にとってはとても難しいことでした。

怒りは悪ではなく、自分を守るための大切な感情。それをリトリーブで教えていただいてから、怒りに対する印象が変わりました。私は怒ってもいいんだ。怒ることは悪いことではないんだ。

ただ、その怒りの感情を相手に伝える時はアイメッセージを意識すること。それは今後の課題なので、これからもコツコツ練習していきたいと思っています。

応用コースの中で個人的に一番大きい出来事だったのは、両親に気持ち(NO)を伝える手紙を出せたこと、そして夫への本当の気持ちに気づいてそれを伝えられたことです。

自分をさらけ出して知ってもらう、等身大の自分を見せると安心するなんて、今まではそんなことしたら人に嫌われるに違いないと思ってきた私からすれば信じられないことです。でも、それをここで実感することができました。頭で分かっただけではなく、腑に落とすことができました。

それは間違いなく、一生懸命私たちをサポートしてくださったカズさん、ますみさん、くぼじゅんさん、みゆきさん、祥子さん、まことさんと、一緒に悩んで涙して共感し応援し励まし合ってきた受講生の皆さんのおかげです。いつも皆さんに温かく受け止めていただいたこと、本当に嬉しかったです。

ここで得られたものすべてが、他では絶対に得ることのできない貴重な経験でした。
短い間でしたが、本当にどうもありがとうございました。

ここで得たもの、学んだことを忘れずに、いつか「生まれてきて本当に良かった」と思える日が来るように、教えていただいたことをあきらめずにコツコツ実践しながら、これからも自分と向き合って自分癒しを頑張っていきたいと思います。

これからも末永くどうぞよろしくお願いいたします!

どんな感情も大切だと思うようになりました

松井メグ 様

カズさん、セラピストの皆さん、そして一緒に切磋琢磨してくれた受講生の皆さん、長いようであっと言う間の5ヶ月間をありがとうございました。人が怖く、悲しみを怒りにすり替えて、いつも怒っていました。
15歳で死にたいを感じるようになってから、病気で更年期に突入したのを機に、死にたいが加速しました。
カズさんの動画をYouTubeで知り、気づけばリトリーブの門戸を叩いていました。もう限界でした。

基礎を終えた後、貯金ができないなどの問題もあり、応用に進むには少し時間がかかりました。
勉強会にたまに顔を出して、気持ちを繋いでいましたが、応用卒業生さんに「基礎で終わるのはもったいない」と言われたこともあり、問題も解決していなかったので応用に進みました。

ほんとに、ほんとに、卒業生さんの言う通りでした。いってよかった、、、

解決したことは、たくさんあります!
6人家族で育ち、現在5人家族の母やってますが、ずっと孤独感と緊張を感じていました。
我が子を可愛いがれず、夫との喧嘩が絶えなかったのですが、「全ては自分の中にある」と腑に落ちてから目から鱗がぼろぼろ剥がれ落ちるように、ちょっとずつ見える景色が変わってきました。
1人では超えられない壁がたくさんありましたが、受講生仲間やセラピストさん達に支えられ、自分なりに一歩を踏み出すことができました。応用を終える頃には、家の中が安心安全の場所になり、家族をコントロールする気持ちが薄れていました。信頼できるようになったのだと思います。

インナーチャイルドを癒すことは、なかなか頭でも理解できなかったし、これまで生きてきた中で初めてのことだらけでした。
自分に向き合うだけじゃなく、仲間の葛藤から学んだり、セラピストさんに何度も、いろんな言葉で教えていただいて、ようやく希望が見えた気がします。自分の中に自分がいる感覚です。

怒り、恐怖、不安、、、感じたくないと思っていたけど、どんな感情も大切だと思うようになりました。その度に自分との対話が生まれます。そうなれたのは、セラピストさんや仲間にあったかい安心感をたくさんもらったおかげです。

もうこんなにお互い曝け出したり、人前でオイオイ泣いたりすることはないんじゃないかと思います。
講座を卒業するのがとても寂しかった。
こんな経験ができたのは、とても幸せなことだし、死ぬほどの辛さがなかったら、飛び込まなかったと思います。
毎月会うことはなくなったけど、皆さんと自分の幸せを切に願います。
ありがとうございました!

本当に生活の質が変わりました

N.T様

私はヒステリックな母に対して恨んできたし、母のせいでおかしくなった!と思ってきましたが、その反対部分を全く見れていませんでした

それに気づかせてもらえた応用コースでした

基礎でも気付けた部分は沢山あったのですが、応用ではちゃんと反対側を見て受け入れる事ができた感覚がありました。母みたいになりたくない、大嫌いと言いながら母にしがみついているのは私である事と、本当は大好きだったし、分かってほしかったし甘えたかったし、さみしかったという自分の本音を肯定できた時、ものすごく楽になれました。

ずっと考えないで生きてきた事も自分では分からなかったので気づかせてもらえて本当に本当に感謝です。こういう場を提供して下さり本当にありがとうございました!

特に、印象に残ってる事は、かずさんから怒りってヒステリックになる事じゃないよって教えてもらった事が衝撃的でした。
NOを言う、丁寧にやめて下さいって言う事も怒りと知って、すごく勘違いしてた事に気が付きました。

怒りを全否定して抑圧してたので怒りがなんなのかわかってなかったし、出した経験もなかったのであのまま怒りについて触らず生きてたらと思うとぞっとします。かずさんの生き方を見て、それでいいんだ!って影響受けたのと、私もそうなりたいって思えました。

あとは私に合うやり方で、自分はどうしたいかを模索しながら行動を決めていきたいと思います。

ずっと幼少期からただ怯えながら生きてきたので、何も学んでなかった私でしたが、生まれて初めて自己否定がない生活ができていて本当に心地よいというか、リラックスできていて、とにかく楽です。前は生きているだけでしんどかったから本当に生活の質が変わりました。

自己否定の疲労がないため、やりたい事にエネルギーが注げるようになりました。食中毒で大変だったにも関わらず面倒を見て下さりありがとうございました!

絶望して諦めていた私の心に希望を投げかけてくれました

中村友紀 様

カズ姐さん、ますみさん、セラピストの皆さん、五ヶ月間本当にお世話になりました。
長いようであっという間だった5ヶ月間が終わって振り返ると、応用コースでの私のテーマは一貫して「自己否定」でした。
そしてやりたいことがあるのにやれない、自分で自分を止めている感覚がずっとありました。
セッションを受けていく中で幸せになりたい、楽しく人生を過ごしたいと考えていながら、幸せになってはいけないというダブルバインドが自分の中にあったことを気付かせてもらいました。

基礎コースで周りの人から何か言われるんじゃないか、責められるんじゃないか、攻撃されるんじゃないかという恐怖はほとんど感じなくなっていましたが、自分が自分自身にずっとダメ出しをして責めていました。
一番近くにいて、離れることのできない自分自身がずっとダメ出しをし続けているのだから、そりゃしんどいはずですよね。
今回自分がいちばん向き合いたくなかった感情と向き合えたことで、やっと本当の意味でインチャの話を聞いて、抱きしめてあげることが出来た気がします。

基礎コースの時以上に自分の深い部分に触れ、正直に言えば逃げ出したいという気持ちになることもありましたが、支えてくださったセラピストの皆さんや、同期の仲間たちには本当に助けられました。
自分が受けたセッションだけでなく、皆さんのセッションを見ている中で自分一人では気付けなかったこともたくさん気付かせてもらいました。
そして自分と向き合い、認めたくなかった感情と向き合い苦しかった時も、みんなが話を聞いてくれて、そして同じように頑張っているみんなの姿に励まされてなんとかここまで来ることが出来ました。
本当に自分一人では乗り越えられなかったんじゃないかと思います。

いつか自分も、自分が助けてもらったように、受け入れてもらって嬉しかったように、過去の自分のように苦しんでいる方の力になれることが出来るようになれればと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。