2023年2月 東京リトリーブ基礎コース18期卒業生の声

2023年卒業の東京リトリーブサイコセラピー基礎コース18期卒業生の感想を一部掲載しています。

◆自分の常識や鎖を外してもらって気持ちがすごく楽になりました

S.Kさま

受講を終えて、凄く!自分の心が変わったことを実感しながら、毎日を過ごしています。

基礎コースに申し込んだきっかけは、人の悩みを扱う仕事柄、心理について学びたいという思いと「人からどう思われるか気にしてしまう等」という自分の悩みを解決したいという思いでした。初めてセッションを見た時、想像を超えたセッションに
衝撃を受けながら涙が出て止まりませんでし。

また、どんな感情も分かって受け入れてくれるセラピストさん達に触れ、自分の中の抑圧された感情が吹き出してきて、涙が溢れてしまう事がたくさんありました。日常では、味わえないことです。

講座期間で、見えるものがガラッと変わったのは、やはりセッションを受けてからです。

私は、母とは仲が良いし、それほど問題のある家族ではないと思ってました。

セッションでは、みんな怒り出しをしているけど、私…親に怒る事ないし、どうしよう…」と思っていたくらいです。 

それどころか、セッションの直前まで「私のセッションなんて、他の方の参考になるだろうか…」と周りを気にしてしまっている自分、無自覚な自分がいました。

セッション結果は「母親との共依存」。
そこからくる無価値感や自己否定。衝撃でした。

でも、心の中にモヤっと存在していた点と点が一気に結びつき「確かに!」と腑に落ちる感覚が凄くありました。
セッションで、親に対して怒りを出した自分に驚きました。

自分の人生を振り返ってみると、カズ先生に言われた様な自分の感情を犠牲にするような生き方を本当にしていたのでビックリしました。その後の1ヶ月間は、自分の感情に向き合いました。

私にも本当は怒りはあったのに、いつも相手を分かってあげる事を優先して、怒りをなかったものにしていたことに気付きました。

私の利得は、「自分を殺して相手を分かってあげる事(役に立つ事で)で居場所を得る」でした。

セッションの中で、カズ姐さんに「どれだけ自分の感情をおざなりにすればいいの!」と言われズシンときました。

これまでの私は、自分の感情を抑圧しっぱなしでした。
いい娘、いい奥さん、いいお嫁さん。。。
周りの調整役をしてきた代償として、
自分の感情を出す事や人が怖くなってしまった事が分かりショックでした。

これまで自分の感情をおろそかにして、労わってあげる事も全然できてなくて、なんて可哀想なことをしていたんだろうと反省しました。基礎コース終了後、自分の中に安心安全を作るワークを続けています。
徐々に心が軽くなっていったと同時に、自分のやりたい事や色々なアイデアが浮かんできて、その事に集中できる様になってきました!

〈私の変化〉

SNSの恐怖がなくなった
他人が気にならなくなった
妄想に怯える感覚がなくなった
自分に集中できている
自分の中に安心感がある

カズ姐さんをはじめ、セラピストさん達にどんな感情も受け止めてもらえたあの空間は、本当に特別な空間でした。

受講生のみなさんの姿にもたくさん勇気を頂きました。
基礎コースで安心を頂けたからこそ、
今1人でも愛着を育てる事ができています。

「弱音を吐いてもいいんだ…」
「辛い、怖いって言ってもいいんだ…」
「親を怒ってもいいんだ…」

自分の常識や鎖を外してもらって気持ちがすごく楽になりました。
生きづらさの原因がわかった事は、本当に勇気に繋がっています。

基礎コースでの学びや経験、気づき、自分が葛藤した時間は、私の人生の宝物です。学んだ事を活かしながら、私もお客様の幸せの為に頑張って行きたいと思います。

時間をかけて本気で向き合って下さった、カズ先生やセラピストの皆様、心より感情申し上げます。
皆さまさから頂いた言葉は、ずっと心に刻んでいきたいと思います。本当にありがとうございました!✨✨✨

◆身体の筋肉が緩んで肩こりも少し良くなりました

H.Nさん

大鶴先生、垣内先生はじめ、スタッフの方々には大変お世話になりました。
お陰様でパニックを起こすことなく生活できるようになりました。

まだ、人前では自分の感情を抑え込んでしまう感覚がありますが、
前より恐怖が減った分、抑え込む力も少なくて済むので随分と楽です。

そのせいか、前よりも全身の筋肉が緩んでいるみたいで肩こりも少し良くなりました。

また、人と楽に接することができるようになったので最近ではよく遊びに行くようになりました。
少し前まで仕事以外は完全に引きこもりだったのが嘘のようです。
まだまだ回復の途上だと感じていますのでこれから自分を見つめ直して自分本来の人生を取り戻していきたいと思います。

引き続きどうぞよろしくお願い致します。

◆世の中には優しい人もたくさんいるということを気付かせて頂きました

中村 友紀さん

リトリーブサイコセラピー基礎コース18期に参加させていただきました。

キッカケはずっとお世話になっていたカウンセラーさんがいて、私も彼らのように人の助けになることを仕事にしたいと思いセラピストの勉強ができるところを探していたところ、youtubeでカズ姐さんの動画に出会い、HPで講座のことを知り、この人の下で学んでみたいと思い申し込みをさせていただきました。

カウンセラーさんにお世話になりながら「自分と向き合うこと」はずっとしてきたつもりでしたし、その根底に家族との関係があることも自覚していたつもりでした。

けれど今回セッションをしていただき、自分の中にまだ未完了の恐怖と怒りが眠っていたことに気付かされました。

そしてセッション後は、
周りの環境は何も変わっていないはずなのに、
勝手に怖がっていただけで暖かい場所は
もうすでにあったことに気付かされました。

そして自分自身の行動も変わってはいないのに、その動機が「恐怖」からではなく「自分がしたいからする」に変わっただけで、それが苦痛ではなく楽しいことに変わりました。

もし今回のセッションで怒りや恐怖を開放していなければ、いつか限界がきてこの大好きな暖かい場所を自ら手放したり、壊したりしてしまっていたかもしれないと思うとゾッとします。

そして「自分は自分、他人は他人」
「相手の要求を断ることは相手を傷付けることじゃない」
「私が幸せになることは誰かを傷付けることじゃない」
「私は私を守るために怒っていい」など、

これらの言葉が急にストンと入ってきた感じがします。
今までは恐怖や怒りが詰まっていて、それらが入るスペースがなかったのかな、
未完了の感情をキチンと処理して断捨離出来たのかなと感じました。

また一緒に基礎コースを受けた方たちにも、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

わかりやすい暴力等はなく、そして弟の病気のこともあり
「ご両親や弟さんはもっと大変なのだから」
「あなたが助けてあげないと」と家族からだけでなく周囲の人達からも「いい子」であることを求められ、他人から理解してもらう経験はほぼ皆無で、、自分のつらい気持ちを吐き出す場がなかったこと、受け入れてもらう経験が出来なかったことは本当に辛かったです。

なので最初は大勢の前でセッションすることに緊張がありましたが、セッション後にたくさんの優しい言葉をもらい、こんな経験は本当に初めてでとても嬉しかったです。

今まで偏った認知の中で歪んで見えていた世界が、その歪んだ認知を外してみてみたら、世の中には優しい人もたくさんいるということを気付かせていただきました。

これからも少しずつ、暖かい優しい体験をしていくこと、それに気付くことを積み重ねて、いつかは皆さんのように辛い気持ちでいる方たちの手助けを出来るようになれたら嬉しく思います。

今回基礎コースを受けたことは、自分の中で大きな転機の一つとなりました。

引き続き応用コースで自分を掘り下げていったときに何が出てくるのか怖さもありますが、
今はそれ以上に自分がどう変わっていけるのかが楽しみです。
本当にありがとうございました。

◆一番大切なのは自分が自分を認めること

匿名希望 さん

カズ姐さん、垣内さん、セラピストの皆様、3ヶ月間大変お世話になりました。
あれから1週間、教えていただいたことや細かい気づきがあまりにもありすぎて、頭や気持ちを整理するのに時間がかかってしまいました。

小さい頃から漠然とした孤独感や疎外感、人が怖いという生きづらさを感じていましたが、それは自分の性格の問題だと思ってずっと生きてきました。
数年前、私には「ちゃんとしなければいけない」という気持ちや承認欲求があることに気づき、当時はなぜそう思っているのか頭の中がはてなマークでいっぱいで、その原因がまったく分からず途方に暮れていたのを覚えています。

それから色々なことがあって、原因は両親との関係だということが分かってきました。
私には先に挙げた孤独感、疎外感、人が怖いなどの他に、無価値感、自責感などもあり、いくつかカウンセリングを受けた結果、それらは両親からの精神的虐待を受けてきたせいだとのことでした。

でも、何となく分かる気がするけど、それだけではあまりにも漠然としていて大雑把すぎてやっぱりよく分からない…
何より自分の口でそれ以上うまく説明できない。

スッキリしない気持ちを抱えてまだまだ生きづらさを感じていたある日、YouTubeのおすすめに出てきたカズ姐さんの動画を見つけ拝見していくうちに、このセラピーを受けてみたい、受けたらもっと謎が解けるかもと思うようになりました。

去年の夏に初めて垣内さんのセッションを受けました。
行う側も受ける側も全身全霊の、こんな核心に迫るセッションがあるんだと衝撃を受け、思い切って基礎コースを受講することにしました。
そして、やっと謎が解けました!

私はずっと自分を殺して生きてきたということ。
怒りなどの自分のネガティブな面を否定・排除して生きてきたこと。

それは自分の居場所を確保するため。自分の存在を認めてもらうため。

衝撃でした。まさか自分にそんな気持ちがあったなんて…
でも、本当にその通りです。この1週間、それを何度も実感しました。

自分の中に少しでも否定的な感情が浮かぶと、全力で否定してなかったことにしようとしている自分に気がついたのです。
それは怒りだけでありません。とにかく少しでもネガティブなことなら、小さなことでも何でも…

心理的ネグレクトを受けてきた私は、自分の存在を無視されたり居場所がないことがとっても怖いのです。
だから、人から受け入れてもらうために・嫌われないために、自分の中のブラックを絶対に認めたくない…

でも、今回の基礎コースで、一番大切なのは自分が自分を認めることだということを教えていただきました。
怒りを感じる自分もズルい自分も恥ずかしい自分も、全部私。色んな私がいることが自然なのだということ。
それを認められると投影で他人のブラックも認められるようになって、ずっと生きやすくなってくるということ。(実際、少しでも友達の嫌な面が見えると、その人すべてが嫌になってしまうことが今まで多々あったことに気づきました)

まずは、否定的な感情が湧いてきたら、それを感じて共感して寄り添って認めてあげる。
それは私が幼少期に両親から一番欲しかったもの。
残念ながら両親からはもらえなかったけど、これからはそれを私が私にしてあげる。それが自分を大切にするということ。
まだまだ道半ばですが、教えていただいたインチャやフォーカシングのワークをこれからもずっと続けていきたいと思います。

改めまして、この度はたくさんの大切な気づきをくださってどうもありがとうございました。
リトリーブサイコセラピーに出会えたことは、間違いなく私の人生の分岐点になりました。
引き続き応用コースでもさらに学びを深めたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします

◆自分の感覚・感情を感じても孤独にならない、死なないと知りました

N.O さん

私は小さい頃から家に居場所がないように感じていて生きづらさを持ちながら生きていました。
対人恐怖がひどく、怖がっている自分をひた隠しにして平気なふりをして生きているのに必死でした。
この生きづらさを何とかしたくて今回基礎コースを受講させてもらいました。

怖い、悲しい、情けない、頑張れない、そんな部分を無視して否定して明るく、面白く、楽しいふりをして生きていました。
それ自体が自分に対して自分がひどいことをしていたのに気づかず、自分が自分に全く寄り添っていませんでした。
恐怖や悲しみや怒りはただそこにあるものでとても自然なものなのにこちらが勝手に悪いものと判断して自分が受け入れなかった。
だからいつまでも無視されたその感情は私はここにいるんだよ、認めてよと訴えていた。身体に訴えてまで伝えようとしていたのがコースを終えた今わかります。

それでも覚悟と決意がある程度のレベルにならないと基礎コースを受けられなかったのではないかと思います。
無意識にブレーキをかけて、変化を恐れていた自分がずっといました。
それが急に受講できる状況にいつの間にか金銭的にも、時間的にもなっていました。あの時一歩踏み出せてよか
ったです。

コースの中で皆さんのセッションを初めて見させてもらったときからあれ?自分の問題と似ているなと思いました。
不思議に感じていましたがどれもそうなので途中からどの人のテーマも自分の問題に通じているのがわかりました。
どの人のセッションでも私はこの感情、感覚を感じていたと思いました。

受けている人を通して自分の問題を感じさせられる。目の前の人が私が感じていたことを表現してくれている。
その人が何か表現する度に自分の身体が反応する。自分にも問題を突きつけられる。助けてもらう、怒り出しをすると同時に自分も癒される。他の受講生さんのセッションでも自分のセッションでも泣いてばかりいました。

私が未完了のテーマが多いらしく全てが自分事に直結してしまっているけどこれ自分にもあったな、大丈夫、乗り越えられるよと思えるように自分を成長させていきたいです。

セッションの中では気づきを沢山もらいました。セッション中の主体はずっと受けている本人にあります。
決定権はずっと自分にある。どうしたいかを聞いてくれる。
その問題はどこから来ているのかを当時の心理状態から家族配置をして解明していく、そして自分のとの契約を結びなおす。
親に半ば無理やり誘導されて不本意ながら生きるために結んでしまったゴミ箱役をやりますというものから、自分自身のための契約を自分の力で取りに行く。

セラピストの方々はこちらを変えようというアプローチは一貫してせず、あくまで主体性はこちらに持たせてくれ、尊重してくれていました。

どうしたいのかが大事です。と言われたときどうしたいのかなんて自分が決めれるわけないだろうと思っていました。

外に受け入れられる状況がなく外の世界が波風立たないよう、多くの人を悲しませないよう、周りの人に貢献できるような自分でいること、ゴミ箱役をやってでもと。外側ばかり向いていました。
若い頃から何故おまえは欲しいものを取りにいかないんだと周りから攻められていて、何故俺を責める、もうほっといてくれよ、小さい頃から何万回もチャレンジしたけど手に入らなかったんだよ。
俺は人から受け入れてもらえない人間なんだよ。それはお前は苦も無く取りに行けるものかもしれないけど俺は決して手に入らないものなんだよ。そう決まってるんだよ。
もう絶望したくないんだよ。これ以上あんな思いしたら死にたくなる。がんばったほうがつらい。ひとりでいるほうがいい。自分で選んだ孤独ならみじめな思いもいくらか軽くなる。
集団の中の孤独はしんどい。すぐそばに自分の欲しいものをもらっている人を見るのがつらすぎる。誰も私に興味、関心、愛情がない。俺の愛はだれも受け取ってもらえない。
俺の愛はくだらないものだ。価値がない。誰も欲しくない。俺はこれを集団の中で感じたくない。みじめすぎる。つらすぎる。向き合いたくない。逃げたい。

コースを通じて今までこのように思い込んでいたものじゃない前提を沢山入れてもらいました。
特に入れてもらったのは「自分の感覚・感情を感じても孤独にならない、死なない」でした。感じたら死ぬと思っていたのか、それはしんどいよなと。
基礎コースの中で気づかせてもらった大きな利得は孤独に逃げ込み問題に向き合わず楽でいられること、人に決めてもらい無責任でいられることでした。でもそれと引き換えに自分の人生、魂を売り渡しているよと。

自分を止めるため恐怖を持ち出していると。どこまでも自分がやっていること、選んでいることなんだ。じゃあ私があきらめなければ選びなおせるかもしれない。
まだまだ先はありますが自分では動かせなかったものが動いたように感じているので利得と向き合い葛藤、苦悩しながら覚悟を持ってこれからのセッションに向かいたいと思います。

コースの中で教えてもらった日常で使えるワークはセラピストさんに誘導してもらうことで一人でやるよりずっとワークの理解が進みひとりでやるときの参考になりました。
どれもずっと続けていきたいワークとなりました。日常にワークを取り入れながら少しずつ自分とのつながりを深めていきます。

受講生の皆さんは大変な境遇の人も多く、それゆえかとても忍耐強く優しい人ばかりでした。普通の生活をしていると自分の思っていることを言うとなんだこいつとか、変な奴だなと引かれたり、馬鹿にされたり、マウント取られたりするんじゃないかと引っ込めてしまうのですが、この人たちの前では大丈夫、感じたことを伝えても誰もそんなことしないと思えました。

セッションは自分と向き合うことで何が出てくるかわからないので怖かったですがセラピストや受講生の方々に対して不快感や不安を感じることはありませんでした。
自分の恐さと向き合って自分を変えていこうとする皆さんの前向きさに感心しきりで、実際目の前で変化を見させていただき感動しました。
こんな空間を創ってくれたカズさんに感謝です。
セラピストの皆さん、受講生の皆さん大変お世話になりました。
ありがとうございました。  

※画面の都合上、頂いたすべての感想を掲載出来ないため一部抜粋して掲載させて頂きました。なお、掲載の許可を頂いた方の感想のみ載せさせて頂いております。ご感想ありがとうございました。