リトリーブサイコセラピーとは

新しい心理セラピー「リトリーブサイコセラピー」について

新しい心理セラピー「リトリーブサイコセラピー」

新しい心理セラピー リトリープサイコセラピーの開発ストーリー

リトリープサイコセラピーの開発ストーリー心理の世界に入って12年。

いままでたくさんの方々の悩み相談や問題解決に従事してきました。おそら関わってきたのべ人数だけでも1万人は超えています。

そのなかで変化していった人もいれば、結果思わしくない場合もたくさんありました。たくさんの悩みの相談にあたるうちに、形通りの心理セラピーのセッションでできることと、できないこともあります。それでも目の前のクライアントに全力で集中してセッションに当たる日々。

その中でいくつかわかってきたことがあります。それはどの心理の教科書にも書いていないことはまだまだあるのだということ。セオリー通りにやればすべてどんな人にでもうまくいく!そう思い込んでセッションをしていると、ますますうまくいかない、という泥沼にハマっていくのです。

なぜなら、、クライアント(顧客)も十人十色。それぞれいろんな悩みもあります。そして、その人の成育歴や家族関係、住んでいた場所や宗教や道徳やその地域独特の因習なども、すべて含めて、「その人となり」を形成しているものです。だからひとつのやり方だけではなく、いろんな方法やいろんな考え方を取り入れながら、その人にフィットした一番最高の心理セラピーセッションを行うことができれば、、と考えながら、研究を進めてまいりました。

そうやって11年間に渡って様々な心理療法・NLP・催眠療法、交流分析、ゲシュタルト療法などを取り入れたセラピーをしていくうちに、さまざまなアイデアを取り入れ、改善を重ねて重ねていくつかのスタイルが出来上がってきました。そのうちに、もうどの心理セラピーの形ともどこか?違う、だんだんとオリジナルの新しいセラピースタイルが構築されるようになってきたのです。

これもたくさんの心理学を学んで、また自らも実践し、そしてクライアントのセラピーに活かしてきた結果だと思っています。心理セラピーのセッションの実践数ではおそらく私は日本一ものすごい数のセッションをこなしてきた、という自信はあります。それだけの数をこなしてきたからこそわかること。それを言語化していくのに、いったいどれだけの時間がかかったことか。。

思えば、11年前の私は様々な心理学や心理セラピー方法の「これが基本だ!」というセオリー通りに、最初は信じて信じて一生懸命それを習得しながら実践してきました。 ただ、その中にはそういうものなのかな?という疑問もありました。しかし、最初はやはり「とりあえず実践してみよう」というつもりで習得し、技量を磨きながらセラピー技術レベルを高めていきました。

しかし、どうしてもどこかで違和感がぬぐえないものがあるのです。それは「理論上ではこうだ!」と言われていることが、実際にセラピーセッションでクライアントと関わっていくうちに、それではうまくいかない、という現実に次々とぶちあたっていくのです。なぜだろう?学んだとおりに実践していけばうまくいくはずなのに、、これは私の技量が足りないのだとばかり思って見過ごしていました。

ところが、来る日も来る日もなかなかある特定のタイプ方のセッションや特有の心理セラピーの方法ではうまくいかないことが多く、研究研鑽の日々が何年も続きました。ある方からは「セラピーの結果は打率4割でも素晴らしいんだ」、という言葉を聞いて、最初はああそうなんだな、と納得していたものです。

しかし、しばらくしてから「まてよ?それではまずい!そのレベルで満足するのはいかがなものか、打率4割でお客さまからお金をいただくのは申し訳ない、私はプロと名乗るからには絶対に打率10割を目指さないことはただの怠慢でしかない!」そう思いわき目もふらず一心に研究と研鑽と努力を重ね来たのです。 

問題を解決しても人生が好転しない理由

リトリープサイコセラピー日々、そうやって問題解決の専門サポートをしていて感じるのは、いかに人は問題をわざわざ創り出しているのか?がという事実に直面してガクゼンとします。問題を抱えている割には、本当の深いところではそこにメリットを感じているわけです。だからセッションを受けてその時だけ良くて、後でリバウンドしてしまう、、これは大きな問題だと感じていました。

問題を抱えるにはちゃんと理由があるし、その根底にある問題の存在するメリット・理由と直面しない限りは、問題そのものに本人が無意識にしがみついているわけですから、人生が好転していくわけはありません。

そして、その問題を創り出すメリット(2次利得)を持っているうちは、どんなに心理セラピーを受け続けても好転するわけがなく、しかも、依存性を強めていくだけの場合もあるから要注意なのです。まるで、心理セッションを受けること自体が心理カウンセラーや心理セラピストに関わってもらえるというメリットを強化するだけの場合も多く、それではその人自身の人生が前に進むことを心理セラピストが止めているようなものです。

それを防ぐためにはいったいどうしたらいいのか?それをずっと研究してきました。

たくさんのセッションで「仮説と検証」を立てながら、こうやってみたらどうなるのか?とこれはどうか?と。。そうやって研究しているうちに、問題を創り出していくメリットの裏には恐怖という感情が張り付いている、その恐怖そのものを取り扱って軽くしていくことが出来なければ、いかなる心理セラピーも効果が薄くなってしまう、という結論でした。そのメリットを創り出す恐怖を軽減することで、自分が無意識に決めている人生脚本をひっくり返して、自分の本当に望み通りの人生に書き代えていく、、そこが私の考える着地点です。

だから問題を創り出すメリットを取り扱うようセッションに、ここ1年ほどでシフトしてきてからの、クライアントや受講生が劇的に変化するスピードが速くなりました。驚いたのは私達です。やはりここだったのか。。と。

ここまでくるのに11年もかかりましたが、どんどん加速的に変わって成長していく受講生やクライアント達を見ていると、流した汗の量やいままでの困難や苦労も報われた気がします。ほんとうに嬉しいのは私達、心理セラピスト達なのかもしれません。

そうやって、リバウンドしない新しい心理セラピーの開発に成功し、このたびそれをこう名付けました。

その名はリトリーブサイコセラピー

次のページでは、リトリーブサイコセラピーの特徴についてお伝えします。