アメリカ大統領選挙が終わりました。
結果は大どんでん返しのトランプ大統領です。
これには全世界がひっくり返りました。私もです。(笑)

でも、ああこれがいまのアメリカなんだなーと思いました。移民に対する不満、白人至上主義、有色人種にたいする差別と偏見、そして女性蔑視、ありとあらゆる暴言を繰り返してきた人が、世界をリードする国家としての大統領となったのです。これは大変なことですね。その国の国家元首がその国の運気を左右します。その国家の方向性やエネルギーは世界中に大きな影響を与えます

心理セラピストカズ姐さんの心理コラム

それは日本も例外ではなく、天皇陛下の存在が日本という国家の運気に影響しているといわれます。そしてもっと身近な話しになると、地域や家族、会社もそうです。トップに誰がいるか?指導者は誰か?ということが、とても場に影響します。

じつは、それを実感するような出来事を経験したことがあります。
私が13年前に沖縄のとある企業で働いていたときのことです。ここの社長はとても立派な方でした。毎日朝、従業員よりも早く出勤し、神棚の水を取り替え、掃除をして清め、祈願してから、自ら玄関を掃除したり、社内を見回っていろんな問題がないかどうか?点検するような方でした。私が働いていた当時はそういうことの意味もあまり知らず、ほとんどそこには関心がなかったのですが、この社長だからこの会社は持っているんだろうな、というくらいにしか思っていませんでした。

しかし、ある時、社長がどういうわけか?交代したのです。
そのときに社長代行になった人がそのときの営業を担当した社長の甥っこでした。しかし驚くことが起こりました。1か月後、2か月後、業績がどんどん下降していくのです。社長が交代した以外のことは何も人事は変わっていないにも関わらず。。。これはいったいどういうことなんだろう?と不思議に思ったものです。そして、その後に社長は戻ってきました。すると!なんとまた業績が上昇していったのです。今までトップが入れ替わったという事実以外には、何も変わっていないのですが、これには本当に驚きました。

結局、誰がそれを行うか?どんなことを結果として出すか?という目に見えるものだけではないなにか?がそこにあるとしか思えない、理屈じゃない何か?がそこにある、と思ったのです。それくらい、場というものは大事で、誰がいるのか?誰がそれを行うのか?誰がリーダーなのか?それによって創り出されるエネルギー磁場のようなものが存在していて、そこに入っているか?入っていないか?で影響を受ける大きさも変わるのだと思います。ほんとに不思議な話しなんですけど。。

話しは変わりますが、アメリカ大統領選挙に戻ります。
アメリカという国は世界の警察と呼ばれ、世界中の紛争に介入してきたという過去があります。アメリカと言う国はキリスト教圏なので、奉仕をする、自己犠牲の精神がベースにあるから、という表向きの精神性がありますが、裏の意図は、すべての国家の頂点に立つ支配者として君臨するという裏テーマがあります。だから他国の紛争に介入するし、日本の力を抑えこむために米軍を駐留させるということもしています。お世話はするけどそれは裏を返せば支配ということになります。だから基本はなんだかんだいって、アメリカはアメリカファーストなんですね。トランプが大統領になったからといって、アメリカの基本姿勢というのはあまり変わりがないというのが私の考え方であり、日本はアメリカに守られているというよりある意味戦略的に利用されている、といった方がいいような気がするんですね。だからフィリピンのドゥテルテ大統領が「アメリカくそったれ」と暴言吐きましたが、あの人がなぜあんなに人気があるのがよく理解できます。(笑)

そして、ここからが心理的なお話しになるんですが、、、
お世話をする、ということは、相手のことを自立した個として認めていない、という裏メッセージがあります。
よく私も人から言われて一番嫌な言葉は「あなたの為にやってあげたんだ、あなたの事を想ってやってあげたのに」という言葉が一番不愉快でかつ腹が立つ言葉です。(笑) 

私のいう「お世話」とは? 本人がやればできることなのに、助けてと頼んでもいないのに、あれやこれやと親切心で世話を焼いていることで自分の気持ちを満足させること。相手がそれを自分の思い通りに好意を受け取らなかったときに不満やいらだちや悲しみの態度を見せたりすることを言っています。親切とお世話は基本的に違います。親切とは、人が転んだときに手を差し伸べる、困ったときに助け合う、それは親切で相手の気持ちを思いやるという行為だと思います。しかし、お世話というものは、相手が望んでいるかいないかに関わらず、手を出してやってあげることで自己満足を得たいと思っている、つまりそれは自分のためにやっている、ということなんです。矢印が他人に向くか?自分に向くか?の違いなのですが、これがやっている本人には分かり難いものだと思います。

矢印が自分以外の人や世間に向いているときは、自分が愛されたい承認されたい、と外側に求めるということなんですね。それをずっとやり続けている人生はつらいものになります。自分以外の外に愛情や承認を求め続けるより、自分のことを満足させ喜びに満ちた人生に向かわせることを優先することが大事だと私は伝え続けています。そうすると、もう外に求めたりすることなく、自己を確立できるようになり精神的に成熟した大人の自分になります。

大人になるということは、言いたいことを我慢することではなく、心理的に成熟した大人になるという意味なんです。成熟した大人というものは、何事があったとしても人のせいにしない、被害者にならない、すべての出来事失敗も弱さも自分のものだとして向き合い、自分に責任を取っていく、それが精神的に成熟した大人という意味です。

私は日本人が幼稚化していることにとても懸念を抱いています。なので、成熟した日本人を増殖させて精神的に成熟した日本社会を創るために、リトリーブサイコセラピストとしての活動をますます推進していくつもりです。

2016.11.13